和声のしくみ・楽曲のしくみ　島岡　譲 著　音楽之友社　248ページ新品は3990円　これまで、和声と楽式は別々に学習することが多かったが、本書は、本来は切り離しがたいこの２つのテーマを総合的に学べるようにした入門書。保育や初等教育の現場で必要となるキーボード和声（伴奏づけ）や作曲など、実践的な内容もカバー。ロングセラー『和声と楽式のアナリーゼ』の併読書としても有用。いわゆる「芸大和声」よりやさしく書かれた音楽理論の書籍です　音大受験生や音大生向け　書込みなし1:■第1章: 和声の文法2:~全学習の土台となる和声知識の提示~3:1)音階/2)和音/3)和音の分析/4)和音の道筋/5)24の調4:■第2章: 4声体の学習5:~使用頻度の高い和音のみを用いて、4声体和声の基本を学ぶ~6:1)4声体/2)4声体の配置/3)4声体の連結/4)和声課題の実施7:■第3章: キーボードの学習:~4声体和音をピアノ曲の様式に移しかえて、伴奏づけ・作曲に応用する~9:1)旋律と伴奏/2)構成音の装飾(転位・修飾)/3)キーボード様式10:4)旋律の伴奏づけ/5)バスの旋律づけ/6)4声体型の片手伴奏:■第4章 楽曲の構成12:~2部形式・3部形式・ソナタ形式のような、より大規模な楽曲の学習~13:1)和声から見た楽曲構造(大きなゆれ)/2)分割プロセス14:3)2部形式と3部形式/4)保続低音/5)転調15:6)転調をふくむ分割プロセス/7)ソナタ形式16:8)5部形式・7部形式17:■第5章 和音の総括1:~多種多様な和音が、3つの主要機能に分類整理されて系統的に提示される~19:1)借用和音/2)D和音のまとめ/3)D2和音のまとめ20:4)S和音のまとめ/5)偶成和音21:6)保続低音と複合和音/7)反復進行22:■総合分析のための3つの楽曲23:1)バッハ: 平均律 1/1 前奏曲24:2)ベートーベン: 歌曲「おん身を愛す」25:3)モーツァルト: ソナタ K.545,1楽章26:*付録27:D和音一覧表/D2和音一覧表:S和音一覧表/調関係一覧表29:*課題の実施30:*伴奏曲旋律の原曲名音楽ジャンル教則・音楽理論